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工芸作家が作る「みずさし」を片手に水場を探しテイスティングできる体験―みずまきあるき― 【長野県松本】

location:なわて通り/photo:COLE

長野県松本市にて、「みずさし」を片手に水場を探しテイスティングができる体験ツアーが行われた。
松本は水の街。西に北アルプス、東に筑摩山地を望む松本盆地の南部にあたる松本盆地の南部の地下は一帯が地下水盆になっている。そのため、沢山の井戸や湧き水がある。

photo:COLE

豊かな水資源は、酒造業や染織業、鍛冶屋、製糸場、銭湯、石材屋など多くの産業を育てた。
街の井戸・湧水・水路は、暮らしに根づく「みずば」として日々の家事やお菜洗いといった季節の行事に使われ、人々の日々の生活を支え、その日常をみずみずしく潤してきたのだ。

そして沢山のみずばがある中、それぞれの湧水で含む成分バランスが違い、それによって味が違うことが分かった。

そこで作られたのがこちらのMAP。

photo:COLE

目次

みずまきあるき

体験できるツアーは3つ。

《1》建築家と巡る城下町みずのタイムトラベル
町や建物の専門家である建築家と一緒に松本の城下町を水や工芸、歴史に着目して歩く

《2》池上喫水社参り
みずめぐり姫の案内で、お気に入りのみずさしを片手に「池上喫水社」で使用している湧水のあるお庭めぐる。
利き水を楽しみ、湧水と硝子とコーヒーのインスタレーションを鑑賞する。

《3》源地みずにわ茶席
湧水を使ったお茶とお菓子を、工芸作家の器でたのしみながら、湧水のある暮らしを愛でるツアー。

photo:COLE

松本の作家が作った「みずさし」
みずばの味の違いを楽しむスプーンだ。
ガラス、陶磁器、木材など、様々な素材で作られていて、みずまきあるきをした後にはキーホルダーにしたりとその後も楽しめる仕様。

ツアーが終わってしまっていても美術館にてみずまきあるきMAPとみずさしの販売をしている。

photo:COLE

イベント情報

旅行社みずのさんぽ(美術館店)&井戸端プリント
公式blog:https://mizusanpo.exblog.jp/
facebook:https://www.facebook.com/mizunosanpo

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