cook:河井美歩/utsuwa:沼田智也
現代作家の器で食べる朝ごはん
今日は台湾の朝ごはん「シェントウジャン」をご紹介します。
豆乳の力と葉物から女性に嬉しい栄養がとれるのに
ヘルシーで優しい味わい。
お好みでパクチーとラー油の刺激をちょっと、プラス。
器は沼田智也さん
沼田智也さんについて
地元、茨城県高萩市に開窯、作陶されています。
京都嵯峨美術短期大学専攻科で日本画を学んだ後
陶芸家・田中いさお氏のもとで穴窯の仕事をお手伝いされ、
高萩市に開窯後、瀬戸の窯業学校で陶芸を学びなおされました。
現在、呉須染付の器をメインに
赤絵や遊び心のある絵付け、昔からの古典的なモチーフを現代の生活に、女性も取り入れやすい器を作られています。
今回の器は花唐草。
昔からある古典的なモチーフではありますが
沼田智也さんの描く絵付けは、料理により全く違う新しい雰囲気を醸し出しています。
でも、どこか懐かしい。
今日は陶芸家・沼田智也さんの器と、料理家・河井美歩さんの作る台湾の朝ごはんシェントウジャンのレシピです。
レシピ
材料/2名分
無調整豆乳…..400㏄
昆布…..3㎝角
A
|米酢(黒酢)…..大さじ1
|砂糖…..2g
|醤油…..小さじ1.5
|ザーサイ(漬物)…..15g ※メーカーによっては塩抜きの必要があり
~トッピング好みのものを使用~
|干しエビ(桜えび)…..3g
|車麩…..1枚
|パクチー…..適量
|青ネギ…..適量
|ラー油…..適量
【下準備】
・無調整豆乳に昆布を漬けておく。
・搾菜はみじん切りにしておく。
・パクチーはざく切り、青ネギは小口切りにしておく。
・車麩は4等分にし、油(適量)をしいたフライパンで両面こんがりと焼く。
【作り方】
①Aの材料を混ぜ合わせ、2等分にして器に分ける。
②昆布が入った無調整豆乳を82℃前後(600Wで5分半)に温める。
③①に②を優しく入れ、好みのトッピングを添える。
河井美歩 Miho Kawai
料理家
つくばと東京・神楽坂を拠点に ニューヨーク、京都、熊本、名古屋…
国内、外で料理イベントを開催中。
得意とするのは様々な料理を家庭で作りやすいレシピに変換すること、
野菜を美味しく食べること。
海外の食文化を学びにフランス、イタリア、ベトナム…
時間を見つけては料理修行の旅に出ています。
著書 「はじめてのおいしいフォカッチャ」「秘密の型なしパイ」
新刊にマリネ、ナムル、ピクルス等身近なものを漬け込んだ「なんでも、漬けもの。」(主婦と生活社)
https://www.kawaimiho.com/w-o-r-k-s/
器購入店紹介:ろばの家
https://68house.stores.jp/