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津坂陽介・久保裕子 ガラス二人展 @神宮前 うつわshizen

神宮前にお店を構える、うつわshizen 2020年7月13日(月)まで開催の「津坂陽介・久保裕子 ガラス二人展」にお伺いしました。
うつわshizenさんは、明治神宮前駅、北参道駅、JR千駄ヶ谷駅それぞれの中間の場所にあります。
外苑西通りから一本入り、小道の坂を少し登ったところにある二階建て一軒家のギャラリーです。

うつわshizenさんは1階が常設の器、2階が企画展の器になります。

只今開催中の作品展、日の出ガラス工芸社の津坂陽介さんと久保裕子さんに作品のことについてお伺いしました。

目次

日の出ガラス工芸社さん
制作について

今回の展示の作品についての想い

shizen さんは今年で13年、毎年作品展を開催させていただいているので、毎年いらして下さる方にも、新規の方にも楽しんでいただける事を目指しています。

金魚のシリーズ「石文鎮シリーズ」は、本当に池や金魚鉢を覗いているかのように見えます。そして、展示の際にshizenさんが生けていらっしゃったお花と同じお花が描かれている作品がございました。もしかして、富山での風景なのでしょうか?

描いている風景は、主に富山で出会える動植物です。
庭でいろいろ育てている事もあり、富山の固有種と言うわけではありませんが、その年に心引かれた動植物を描いています。
また、絶滅を心配されている動植物の復活の願いを込めて、描いたりもします。

ベネチアングラスの技法は、製作する中で前から取り入れていらっしゃるのでしょうか?

ベネチアンテクニックを使っているのは、津坂が主です。津坂は学生時代の1997年から取り組んで今に至ります。

デカンタを作られていらっしゃったので、津坂さん、久保さんもワインがお好きなのですか?

二人ともワインは好きです。
特に津坂はお酒全般好きです。
デカンタージュするような、高級なワインは飲みませんがデカンタがあると気分と食卓が盛り上がるので、制作続けています。

津坂さん、久保さん、ガラス作家になるきっかけを教えてください

本気で書くとすごく長くなりますので、今回はシンプルに答えます。
津坂ー 手に職を付ける事に興味がありました。
たくさん練習し、技術を身につけていくのは本当に楽しいことです。
久保ー 小さい頃から、ガラスと水と動植物が好きだったので、ガラスで何かモノ作りする事で生きて行きたいと思いました。

うつわshizen

店主 刀根弥生さん
2014年9月7日に千駄ヶ谷から今の店舗神宮前へ移転しました。
移転前のお店は、1階が器屋で2階がカフェになっていました。
shizenは2006年からはじめたお店なので今年で、14年目になります。

今回の二人展は、本当は5月に開催の予定でしたがコロナの影響で延期になり7月の開催となりました。
作品展の開催時、毎年久保さんがお庭で育てられたお花や植物を送ってくださるので展示の際に作品に生けています。
7月の開催になり、秋に向けた作品も送ってくださったり
もし5月にそのまま開催していたら、今生けているお花とは違っていたり、雰囲気も違っていたと思います。
実際作品を並べて、お花を生けたら、7月の開催もこれも良いなぁと思いました。

津坂さん、久保さんの日本とヨーロッパのアンティーク調の雰囲気とお店のモルタル壁、
作品に描かれた動植物たちと、うつわshizenさんのお名前と全てが調和しており、とても素敵な作品展でした。

うつわshizenさんによる「津坂陽介・久保裕子 ガラス二人展」は 2020年7月13日(月)まで開催です。

うつわshizen

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-21-17

営業時間:正午12時〜午後7時

TEL:03-3746-1334

Instagram:@yayoitone

@hinodeglass

Facebook:@うつわshizen

Twitter:@shizengallery

HP:http://utsuwa-shizen.com

Online Store:http://shizen.theshop.jp

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