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屋良若菜、新里竜子2人展 @蔵前 proto器とタカラモノ

蔵前駅から徒歩4分 proto器とタカラモノ 2020年7月19日(日)まで開催中の「屋良若菜、新里竜子2人展」にお伺いしました。
大通りから1本小道に入ったビルの2階にあるお店です。

protoさんでは、常設の作品と、企画展の作品が半分づつ展示されております。

今回、沖縄の屋良若菜さんと新里竜子さんの2人の展示でしたが、
新里竜子さんに作品のことをお伺いしました。

目次

新里竜子さん
作陶について

使っている土へのこだわり

地元にこだわらずに発色と安定をとって、本土産の白土、半磁土を使用しています。

使っている釉薬へのこだわり

結晶の出方に気をつけていますがなかなか難しい。
思うままにならないのが面白いです。

成形・焼成時のこだわり

流れが止まらないように意識はしています。
最初の一筋で雰囲気は決まる感じです。
温度やねらしを工夫しています。

沖縄で作陶されているということですが、沖縄からインスピレーションを受けることはありますか?

暮らしているなかで意図しなくても自然と作品の中に沖縄的な感じはでてくると思います。
記憶や思いなどは自分の中にあれば良いもので、作品を見てくださる方には自身が浮かべるものを私の器に見てくださったら嬉しいです。

先日のprotoさんのインスタライブで下書きせずに彫られていらっしゃいましたが、新里さんの頭の中ではどのように見えているのでしょうか?

説明しにくいのですが、
成るように成っている感じで
彫り終わってから「あー、あなたはこう成りたかったのね。」という感じです。
インスタライブは集中して入れないので難しいです。

ざっくりと彫った作品は時間をかけて清書している感じでやすりがけをしています。
日をおいて、何度も見直して削っています。
画を描く際、何度も絵具をおく感じと似ていると思います。

新里さんが陶芸家になるきっかけを教えてください

もともとは日本画志望でしたが、釉薬の結晶が岩絵具に見えて感動してしまいました。
(岩絵具が好きなのも植物や自然をドアップで見たときのキラキラに通じている感じを受けたのがもとでした)
思うようにならないところも驚きがあり、好きです。

彫刻は元から好きで
中学校の時は近くの製材屋によく行っていました。
彫るのは好きなんです。
沖縄で街の彫刻展にも出品してました。

私は新里さんにまだお会いしたことがありませんが、
お買い物に来ていらっしゃったお客様と店長の樋口さんから「新里さんは色々なお話をしてくださったり、とてもあたたかいお人柄の方だよ」と教えていただきました。

屋良若菜さんの作品

proto 器とタカラモノ

店長 樋口嶺さん
学生時代に世界一周をしたことをきっかけに、日本の良さを改めて感じ、器に魅了される。
雑貨屋に勤め、若手作家の器を扱うため、3年前に独立。

店長の樋口嶺さんがお店を構えたことをきっかけに、お母さまも器屋さんを始められます。
今回取材させていただいたのは、蔵前店ですが、protoさんは鎌倉にも店舗があり、
鎌倉店ではお母さまが運営されております。

世界一周をしたからこそ分かる、日本の魅力。
日本の白い磁器、気鋭の若手作家、そして店長樋口さんのタカラモノが並ぶお店です。

「屋良若菜、新里竜子2人展」は2020年7月19日(日)まで実店舗、オンラインで開催です。

proto 器とタカラモノ

住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前4丁目20-12 第一精華ビル2F

TEL:090-6931-8779

Online Store:https://proto-art.stores.jp

Facebook:https://www.facebook.com/proto.kuramae

Instagram:@proto_kuramae

@nantan_pottery

@wakanayasan

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